イタリア・プーリア州の港町・ジェノヴァの地の伝統的な調味料に「ペスト・ジェノベーゼ」があります。バジルと松の実、チーズをオリーブオイルと塩でペースト状にしたペースト状の調味料で、日本では”ジェノベーゼ・ペースト”と呼ばれて親しまれています。今回のようにパスタのソースに使ったり、魚に合わせたり、野菜にそのまま付けてもおいしい万能調味料です。
バジルは酸化して黒くなりやすいこともあって、自家製してみると、レストランのようにきれいな緑色を出すのが難しいことがわかります。
ポイントは、すばやく熱を与えないように素早くペーストにすること。しっかり準備をしっかりしておくことでレストランのように美しい緑のジェノベーゼ・ペーストを作ることができます。さらに、さまざまな料理のベースになる出汁としても使える鶏のブロードのとり方や、ジェノベーゼ・ペーストと同じプーリア州の手打ちパスタのトロフィエの作り方も学ぶことができます。
※1日目に鶏のブロード(出汁)を取り、冷蔵保存しておいて2日目に調理をするというように2日間に分けて調理を行うことも可能です。
※サザエは配送2日目までに使用されない場合は、加熱し冷蔵もしくは冷凍保存してご利用ください。