先行販売していた「大崎牛(おおさきうし)のポトフ」に、大崎町産のマンゴーやくず粉で作ったプリンと大崎町産の米で作ったリオレを合わせた「マンゴープリン」の2品のレシピと調理動画、食材キットがセットになった商品です。
大崎牛のポトフ
ポトフは、肉や野菜を一つの鍋で水や出汁で煮出すフランスの料理です。この伝統的な家庭料理を大野尚斗シェフは、具材やスープを別々に調理していくことでより洗練されたポトフにアレンジしています。
食材のメインになるのは、大崎牛のなかでも大野シェフが「すごくきめ細やかでやわらかく、サシも入っているのに、くどくなくてさらりと食べらる」というモモ肉を、フランスを代表する食材フォワグラを巻き込んで焼き上げます。
スープは、大崎牛のスネ肉でとった澄んだ「コンソメ」。クリアで雑味のないうま味のコンソメと、大崎牛のしっかりしたうま味とフォアグラの香りをお楽しみください。
マンゴープリン
ココナッツミルクや砂糖などで炊いたもち米にマンゴーを添えるタイの郷土菓子「マンゴーライス」をアレンジした大野シェフのオリジナルデザートです。
甘味がすっきりしている大崎町産のマンゴーは、ゼラチンではなくくず粉で固めて独特の食感のプリンに。これに、味わいがふくよかな大崎町産の米で作ったフランスの伝統的なデザート「リオレ」を合わせ、マンゴーと米で作る素朴なタイの菓子をレストランのデザートに昇華させました。
マンゴーから作るフレッシュさがあるプリンに、もったりと凝縮感があるリオレとががよく合う繊細なデザートです。
水が潤す食材の宝庫・鹿児島県大崎町
高隈山系の伏流水が豊富に流れ込み、豊かで清涼な水が里を潤すーー。鹿児島県の東部、大隅半島の東側に位置する大崎町は、鹿児島市内から車で3時間ほど。公共の交通機関でたどり着くのは困難な辺境の地です。
この豊かな自然に恵まれた大崎町では、全国的にも珍しい人工授精から繁殖、肥育を地域で一貫して行う和牛(黒毛和種)ブランド「大崎牛」や、温暖な気候を生かして栽培されるマンゴーやパッションフルーツなどのフルーツ、養蜂が盛んです。
2020年に初めて大崎町を訪れた料理人、大野尚斗さんは、「どの食材もピュアできれい。雑味を感じない」と、大崎町の食材のファンになったといいます。
そんな大崎町の食材の魅力を存分に引き出すレシピを大野シェフが考案。大崎町の食材をふんだんに使いながらも、世界各国を旅する料理人ならではの各国料理のアレンジや希少食材との組み合わせ、フランス料理をベースにしたテクニックを学べます。
また、メイン料理とデザートの2品がセットになった商品は、年末からクリスマスにかけて、パートナーやご家族との大切な時間をご自宅で過ごす際にぴったりなラグジュアリーな食材キットになっています。